年末のご挨拶はどうする?
ご家族が亡くなられた年の翌年を迎える新年は喪中として、お正月などのお祝い事をしないのが一般的な日本の風習です。
もっとも、お祝い事はNGですが、1年お世話になりましたという意味で送る年末のお歳暮は禁止されているわけではありません。
生前お世話になった故人様への感謝の気持ちを込めたり、お世話になってきたご遺族への労いの気持ちを伝えたりするためにも、年始の挨拶ができない代わりにお歳暮をお贈りするといいかもしれません。
ただし、気を付けたいのはどのようなものを贈るかです。
亡くなられた年ですから、派手なものや慶事を彷彿させるようなものは避けましょう。
たとえば、謹賀新年や迎春といったラベルがはられたビールやお酒、金粉をあしらったスイーツや食器、家族で賑やかにパーティーするような高級牛肉やカニなどの豪勢な詰め合わせでは、お祝い的な意味合いが強くなるので避けるべきです。
食品にせよ、それ以外の品物にせよ、お祝い事のイメージを抱かせない落ち着きのあるもの
をセレクトするといいでしょう。
新年のご挨拶はどうする?
故人様が生きているときには毎年お正月に挨拶に行っていた、お年賀を贈っていたという方は、喪中の年は当然ながら遠慮しましょう。
その代わりとして松の内が明けたら、寒中見舞いをお送りするといいでしょう。
寒中見舞いのはがきだけでなく、毎年贈っていたお年賀の贈答品の代わりに寒中見舞いとしてのギフトを贈る方法もあります。
特に喪中はがきをもらって初めて亡くなられたことを知り、葬儀のお香典などを持参していないという方で、何らかの形で弔意の気持ちを示したい方は寒中見舞いギフトがおすすめです。
寒中見舞いにおすすめのもの
お年賀にはスイーツやお酒、お祝いのイメージを持ったデザインのお品や正月限定販売品などが定番ですが、寒中見舞いの場合はお仏壇にお供えできるようなものがおすすめです。
特に弔意を示したいときには故人や悲しんでいるご遺族への気持ちとして、お花やお線香などを贈られるといいでしょう。
お花の場合、生花は喜ばれるご家庭もあるものの、ご遺族がお忙しくて家を留守がちで宅配を受け取れないケースがあったり、マンションや賃貸住まいでお花を置く場所がない、管理ができずにすぐに枯らしてしまったりしてしまうケースも少なくありません。
この点、プリザーブドフラワーやアートフラワーであれば、日持ちもして飾りやすくおすすめです。
Gifleでは、お仏壇に飾ることのできる小さなサイズのプリザーブドフラワー等も取り揃えておりますので、贈り物として選ばれてみてはいかがでしょうか。