喪中のはがきが届いたら
昨今、家族葬が増えて亡くなられたことを喪中のはがきで知るということが多くなりました。
すでに亡くなられてかなり経っていることがはがきの日付から分かったのであれば、お供えの品物を贈るのもなんだか間が抜けた感じになってしまいます。
とはいえ、何かお悔やみの気持ちを伝え、お仏壇にお供えしてもらいたいときは、月命日に合わせて送るのが良いでしょう。
月命日に「どうぞお供えください」と一言メッセージを添えておけば、遺族もありがたく受け取ってもらえるはずです。
進物の品は何が良いのか
喪中はがきによって亡くなられたことを知って品物を送る場合、お線香や
プリザーブドフラワー、食べてなくなるお菓子がおすすめです。
生前に交友があり、故人が好きだったお菓子を知っているなら、その中から和菓子を選ぶのも良いでしょう。
洋菓子はダメというわけではありませんが、和菓子のほうが落ち着いた雰囲気がありますし、高齢の方がお亡くなりになった場合、残されたのは同じく高齢の配偶者の方というケースが多いことも考えると、洋菓子よりも和菓子のほうが食べていただきやすいということもあります。
故人が好きだった和菓子を知らないときは、月命日に合った内容の和菓子を選ぶのも心がこもっていると感じてもらえるはずです。
喪中はがきは11月末ごろから届き始めるため、送る月命日は12月になると考えられますが、12月は季節に合った内容の和菓子を選ぶというのは難しく、1月になるとおめでたい包装のものがほとんどのため、定番の和菓子を選ぶのがいいでしょう。
喪中はがき以外で知ったときには、知った時期の季節に合った和菓子のギフトセットにすることで、考えて送ってくれたと感じてもらえるのではないでしょうか。
和菓子が持つ力
お菓子というのは、人を元気づける力を持っています。
長年連れ添ってきた配偶者を失った人、かけがえのない両親や家族を失った人にとっては、家の中が寂しくなったのは間違いないでしょう。
そんな喪に服している方たちを、和菓子は穏やかに元気づけることに一役買ってくれるのではと思われます。
お菓子と同じく、お花も人を元気づける力を持っています。しかし、生花を贈るのは難しいですので、プリザーブドフラワーやアートフラワーを贈られるのもおすすめです。
Gifleでは、お仏壇に飾ることのできる小さなサイズのプリザーブドフラワー等も取り揃えておりますので、贈り物として選ばれてみてはいかがでしょうか。