白黒モノトーンのイメージがある喪中ハガキに変化
年末になると、何枚もの喪中ハガキが届いて驚くことも少なくありません。
特に近年は高齢化が進み、ご高齢の祖父母やご両親、義理のご両親などが亡くなられる場合やがんなどの病気で早くに配偶者やお子様などを亡くされるケースも増えています。
かつては喪中ハガキというと、どれも同じようで白やグレーの字に挨拶文が記されているだけのシンプルなものが多く、文面もどれも似たようなスタイルが一般的でした。
しかし、最近の喪中ハガキを並べてみると、文面も比較的自由に書かれているほか、ハガキのカラーやデザインなどもそれぞれ個性的とは思いませんか。
かつては葬儀業者や印刷業者に全てお任せのパターンが多かったのですが、最近は自ら印刷業者を選び、パンフレットやサンプルを見て、自分好みのデザインや故人に想いを馳せながら、故人のイメージに合うものを選ぶ方も増えているので、個性的かつ多様化する傾向が見られます。
派手でなければカラーもOK
喪中をはじめ、人の死や葬儀のイメージカラーは白や黒、グレーあたりが定番でしょう。
しかし、最近では葬儀の祭壇でもピンクや紫、黄色など色とりどりの花を使うケースも増えており、葬儀だからといって白や黒のモノトーンに納めなければならないという制約は少し自由度を帯びています。
故人の遺志の尊重やイメージに合わせた葬儀がしたい、アイテムを揃えたいという方も多くなっており、喪中ハガキもおしゃれなデザインのものが増えています。
これまでの色のトーンを踏襲しつつ、グレードアップしたものでは、白いハガキに透かし彫りや浮き立たせて花の絵が描かれているものなどが人気です。
また、水色や紫、深緑など落ち着きあるカラーを入れて、華などを描く場合や雪の景色など喪中ハガキを送る冬の季節に合わせたデザインを入れる方もいます。
淡いピンクや淡い黄色など、一見タブーと思われるカラーも、抑え目の色合いを選ぶことで利用されています。
いずれもサンプルで確認すれば、喪中ハガキにふさわしいデザインやカラー遣いになっているので安心して利用できます。
ご自身でイチからオーダーメイドする場合には色合いに気を付けることや印刷業者の方のアドバイスを受けるのが望ましいですが、印刷業者があらかじめ用意している喪中ハガキを使う場合、カラーやデザインも含め、喪中にふさわしいものを用意してくれているので、安心して利用ができます。
喪中ハガキに合わせて
喪中ハガキを受け取って亡くなられたのを知り、なんらかのお気持ちを伝えたいときには、喪中ハガキのデザインやカラーから贈り物を決めてみてはいかがでしょうか。
描かれている花やカラーに合わせたお花のアレンジメントなどを贈ってみると、喜ばれるかもしれません。
Gifleでは、アートフラワーやプリザーブドフラワー、花の香りがするお線香などを
取り扱っておりますので、ぜひご利用ください。